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館山市は27日、東日本大震災の被災者を対象に、市内のアパートや民間賃貸住宅を無料で提供することを決めた。8月1日から受け付けを始める。
対象はり災証明書や原発事故で福島県から避難しているなどの世帯で、世帯人数が4人未満は月額家賃7万円まで、5人以上は同10万円まで。入居手続きは個別に行う。期間は来年の3月末までだが、被災地の状況次第で期間延長も検討する。共益費や光熱水費など自己負担分もある。問い合わせは、市東日本大震災支援室(電話0470・22・3213)。
7月28日朝刊
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◇練習場探しに奔走
○…東日本大震災による液状化でグラウンドが波打ち、地割れも起きた学館浦安。「公園でもいいからキャッチボールがしたい」という選手たちの願いに応え、被災直後から、練習場探しに奔走したのが野球部の父母会だった。選手たちがかつて所属していたシニアリーグで利用していたグラウンドを借りたり、それぞれの部員の自宅近くで見つけたり。会長の礒野忠さん(49)は「野球ができなかった苦しみがあっただけに選手も結束した。一生懸命よくがんばった。ありがとうと言いたい」と労った。
◇独自応援曲で鼓舞
○…一塁側スタンドで息の合った演奏を披露し、試合を盛り上げた習志野の吹奏楽部=写真。全日本吹奏楽コンクールで何度も優勝している常連校で、この日も200人近い部員がスタンドに陣取った。試合では、選手が出塁しチャンスになると「レッツゴー習志野」というオリジナルの応援曲を演奏し、選手を鼓舞する。この日の試合でも「レッツゴー」が何度も鳴り響いた。3年生で部長の小林直樹君(17)は「甲子園でもぜひ『レッツゴー』を披露したい」と日焼けした顔で声を弾ませた。
◇被災し痛感「野球は大事」−−秋葉一輝選手(学館浦安3年)
一塁コーチャーとして声を張り上げた学館浦安の秋葉一輝選手(3年)。六回を過ぎたころから声がかすれ始めたが「凡打でも走り切るのが自分たちの野球。精いっぱい声をかけ続けた」。
習志野市の自宅は被災し、液状化で傾いた。練習に参加できない間、自宅で素振りや筋トレを続けた。わき出した砂をスコップでかき出す作業もトレーニングと思って取り組んでいたが、3月後半、父洋一郎さんが言った。「家のことは大丈夫。最後の年なんだから野球にかけてこい」。練習に集中できるよう背中を押してくれた。
傾く家での生活は体に負担がかかる。両親はめまいなどで体調を崩したため、現在、一家は船橋市内で生活している。自宅も学校も被災したが「家族が無事に過ごせるのがうれしい。自分にとって野球は大事なものなんだと痛感した」。
この日、出番は回ってこなかった。しかし、最後まであきらめず、目の前の一塁を走り抜けていく仲間を励まし続けた。「あの場に立てて本当にうれしかった。一人一人の力は小さいけど、みんなの力は大きい」。大学に進学してからも野球を続けるつもりだ。【山縣章子】
7月28日朝刊
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◇県民に元気与えた−−森田健作知事の話
習志野市も震災で液状化などの大きな被害を受けましたが、そのような中での甲子園出場は、市民のみならず県民すべてに元気を与えてくれました。36年前に先輩が持ち帰った深紅の大優勝旗を、今度は皆さんの手で持ち帰ってきてください。頑張れ、習志野球児!
7月28日朝刊
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JA全農ちば(千葉市)は、全国高校野球選手権千葉大会で優勝した習志野に、コメや果物などの県内産農産物を贈ると発表した。28日に県庁で贈呈式を行う。
甲子園での活躍を願って毎年、代表校にプレゼントしている。品目は、県産コシヒカリ100キロのほか、ナシ50キロ、県内産ブタを使用したウインナー25キロ、ニンジンジュース300本。同JAの担当者は「新鮮な農産物をパワーの源にして優勝旗を持ち帰ってきてほしい」と話している。
7月28日朝刊
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